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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年03月05日

雛祭りをすぎて!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


桃の節句、雛祭りも終わりあたたかい季節が待ち遠しい今日この頃です。

今年もちらしずしや甘酒をいただきました。


女児のいるご家庭では、雛飾りはもう片づけられたことと思います。

『早く片づけないと嫁に行き遅れますよ・・。』ということを聞いたことがあります

よね。

厄払い説(雛人形にその子の厄や災いを移すという考えから、いつまでも身近におか

ず、早く片付けて災いを遠ざけたほうが良いと考えられた)や、しつけ説などがある

ようです。


また、2か月後には、端午の節句があり、男児のお祭りとされています。

それぞれの祭りでは、女の子、男の子の健やかな成長が願われます。

こいのぼりは男子の立身出世を願ってあげるのですね。


さて、女児も男児も家庭において『~らしさ』を学びます。

例えば、父のおかずだけ一品増やすとか、父の座をよくTVの見えるところにすると

か、父のイスがあるとか、一寸高級なものを身に着ける等をし、他の家族と差異をつ

けます。そして、「お父さんは偉いのよ。」と母が言葉で言い続けます。

母はいつも世話をし、家庭の中で母が一番で、父より能力があってなんでもできると

思っていた子供たちは、その父より優れていると思っていた母が、父を立てるには自

分たちには計り知れない何かが父にあるのだと、父を敬います。

そして権威ある父がいる家庭になります。

そういう家庭において、女の子は女らしさ、男の子は男の子らしさを学んでいきま

す。

子供の成長過程において、自立性や自主性、~らしさなどを学んでいくのは家庭で

す。


インテグレーター(精神分析家) 

  幸司 満月改め  照示 顕子(しょうじ あきこ)

やさしい心理学講座ご案内



 お一人でも、先ずはご連絡ください。
  
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  日時  平成23年 3月 9日 14:00~16:00
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Posted by みつき at 21:00Comments(0)子育て

2010年12月30日

2010年!年末に!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


今年はどんな年だったでしょう?

人それぞれに楽しかったり、うれしかったりなど良いニュースがあったと思います。

今年日本では小型探査機『はやぶさ』の帰還や、鈴木章博士と根岸英一博士がノーベ

ル化学賞受賞や各スポーツで日本チームや個人での活躍など喜ばしいことがありまし

た。

また、事故ではありましたが、チリ鉱山落盤事故の33人全員が無事救出されたこと

は世界の多くの人々が喜んだニュースだったと思います。


あまりいいニュースではありませんが、世界的には火山の噴火や大地震等の自然災

害、様々な大事故、様々な病気の蔓延、社会経済政治での問題等がありました。

そして、痛ましい事故や事件もありました。

年末になってから、相次いで幼い子や若い世代の交通事故での死亡や怪我等も続いて

います。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々へのお見舞いを申しあげま

す。

年末年始は寒波が到来するとの予報もあり、災害等がなきようにと願います。



さて、今年の11月22日(いい夫婦の日)に結婚なさったご夫婦は日本では何組位

だったんでしょうか?

いろいろな方々の語りを聞き、家庭状況をみますと、夫婦の関係がいい関係ではない

場合が多いのです。

夫婦間のコミュニケーションがとれず、心の中で葛藤していると、口には出さなくと

も家族に伝わっていきます。それが子どもですと余計伝わっていきます。そして子ど

もはいろいろな形でサインを出します。

ところがそのサインに気づければいいのですが、子に心が、目が、向いていないとそ

のサインを見逃して大きな問題となってしまう事が多いのです。


また、親の夫婦喧嘩がものすごくて、それを子どもながらに止めに入ったり、とばっ

ちりを受けたりし続けてしまい、その結果大人になって結婚したものの、自分は結婚

生活を続けていけるだろうかと心を病んでしまったり、強い父や母を恨んでしまった

り等々の問題を抱えてしまう方もいらっしゃいます。


また、嫁と舅・姑問題がある場合も子どもの心を病ませてしまう場合があります。

姑が息子の世話をし続けて、妻は面白くなく意識が子どもにのみ向いてしまい、結果

溺愛し子どもを病ませてしまうケースもあります。

やはりその世代、世代での夫婦が仲が良いのが一番です。


夫婦が仲良く、明るい家庭が増えれば世の中が良い方向に向くのではないかなぁと思

います。

何故なら社会の最小単位が家庭ですから。


夫婦は仲良くが一番です。それが母の心が安定し、子育にも反映されます。

年末年始、寒波の寒さに負けず温かいご馳走で家族団欒し、よい年をお迎えいただき

たいと思います。

インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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Posted by みつき at 21:00Comments(0)子育て

2010年12月24日

雨降りの下校!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


つい先日、仙台市内出張の帰り道のことです。
ちょうど大雨の日で、市内では被害も出た日でした。
走る道路は水浸しで、歩道側は排水しきれず水は大人のくるぶし位になっていました。対向車とすれ違いにかかる水しぶきはしぶきではなく、前が見えない位の水の量です。渋滞だし、車が止まったらどうしようと・・・心配しつつ走りました。

ある小学校の前を通りかかると、ちょうど小学生が下校するところでした。
子どもたちは、カッパやポンチョ、長靴、傘をさしていました。風も強く、傘がひっくり返っている子もいました。

「ずぶぬれになって帰って、この子たちを迎えてくれる家族は家にいるのかしら・・。」
「お帰りなさいと言ってタオルを出してくれる母は家族はいるのかしら・・。」
そんな事を考えながら、下校する小学生たちを横目に車を走らせました。かなりノロノロでしたが。


あるクライアントは小学生や中学生の頃のことは覚えていないというのです。
核家族で両親が共働きでしたので、家に帰ってもいつも兄弟と二人きり。親が帰るまで子ども二人で過ごしていました。
唯一、雨の日の語りをしてくれました。
小学生の時、傘もなく、カバンまでビッショリに濡れて帰った・・・その事だけです。他の事は“覚・え・て・い・な・い”と言います。
楽しい事は・・と聞いても覚えていないと言います。
その時、濡れた服は着替えたんだろうか?どんな思いで帰路を歩いたんだろうか?
話したくないクライアントの心中を思うと胸が詰まります。


今日はクリスマス・イブ。

クリスマス寒波の襲来で、落雷の被害や大雪に見舞われる地域もあるようですね。
被災された方々にお見舞い申し上げます。

昨日は休日でしたので、クリスマスのイベントを済ませた家庭も多いかもしれませんが、まだのご家庭は、温かい料理を囲んで、楽しい時間を過ごしてください。
料理に、飾り付けに、込めた温かさが家族の、子どもの心に温かく温かく伝わっていきます。
よいクリスマスを!!

インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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Posted by みつき at 21:00Comments(0)子育て

2010年12月13日

オールOKの子育て!大丈夫かな?不安!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


講座の中で今現在0歳の赤ちゃんの育児中のおかあさん方からの質問がありました。

「今は、小さくて泣けば何を要求しているのかわかって世話することができますが、この先大きくなって、子どもの要求に応えられなくなってしまうかもしれません。不安です。それと、どこまでオールOKすればいいのでしょう。」

母は子どもを産み育てる過程で、自分自身を育てていると言えます。
その子の中に見ているのは、“自分”です。母自身の自我を子どもの中にみるのです。子どもは自分の体の一部だから思い通りに動かしたいと思うのです。でも、なかなか子どもは思い通りに動きません。そこに葛藤が生まれるのです。

結局、母自身が子供らしく、要求を叶えれ、母に対応されていれば、子どもの要求にも応えられますが、そうでないと、応えられないし、応えられない自分に失望したり、イライラしたりして子どもを叱ってみたり・・・。母自身も辛くなってしまいます。

子どもの言葉がイチイチ気に障って、イライラ・・イライラして、子どもと居ることが苦痛になってしまう方もいるようです。

子に対する込み上げてくる感情の原因がわからなければ、精神的に追い詰められてしまうこともあるかもしれませんが、自分が出せなかった要求を子どもに出されたことの不安や子への羨望の気持ちということがわかれば、対処できるのはないでしょうか。

また、オールOKすることで、わがままになってしまうのではないかと心配していました。
子ども時代は子供らしく、お母さんお父さんを振り回して元気にしているお子さんが良いサインです。おとなしくて良い子は、自分の要求を我慢して、親に嫌われないように良い子でいるのです。

子どもの要求に応えられないのは、自分が親に応えてもらっていない子ども時代を過ごしたから、不安になってしまうのです。

今は成人した大人の自分であることを意識し、子どもに与える・・・要求に応える自分を意識しながら子育てに臨むことで、子どもも自分も一緒に成長することができます。

オールOKの子育てをすることで、子どもが十分に満足したなら、必ず自分で自分の道を決め、自分の足で歩いていける大人に成長します。


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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2010年11月24日

自己 3K!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


自己の3Kってなんの事?ですよね。

クライアントの語りを聞いておりますと、自分が、『汚い!』『嫌われる!』『価値

がない!』と感じたり、思ったりしていると語ります。

自分は汚れているとか汚い、親に人に嫌われている、自分は価値のない存在なんです

と・・・。

どうしてこのように思ってしまうのでしょう。

一つは、スキンシップの足りなさです。

触れてもらえないことで、自分は汚いのだと思ってしまうのですね。嫌われているか

ら触れて、抱っこしてくれないのだと思ってしまうのですね。

また、まなざしが無かったり、要求を受け入れてもらえないことで、自分は価値のな

い存在なんだと思ってしまうのですね。


このような語りをするクライアントの育った環境を聞きますと、やはり、スキンシッ

プがなされていなかったり、母乳又はミルクの授乳は祖母だったとか、要求を出すこ

とすらあきらめていた環境だった・・・などです。


抱っこされたり、やさしいまなざしで見つめられたり、母に、親に要求を受け入れて

もらって育つことが、人には本当に必要なことなんです。

特に、0~1.5歳までから・・・・・です。

オールOKの子育てをお薦めいたします。


最近の講座の中で、0歳児のお子さんがいるおかあさん方でしたのでスキンシップを

しっかりするよう話しました。

赤ちゃんの足を曲げたり、伸ばしたりすることはしているようですが、全身をさすっ

たりということはないようでしたので、足の裏をさすったり、やさしく握ったり、全

身擦ってスキンシップをするようお薦めしました。

歌を歌ったりしながらですと、おかあさんも赤ちゃんも楽しい時間になりますよね。


将来、お子さんたちが3Kを心に抱かないよう、しっかりスキンシップに抱っこ、お

子さん方の要求にしっかり応えてくださいネ!!


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2010年11月18日

まなざし!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。





自分がどんなまなざし(目つき)をしているのか知っていますか?

『見る』ということにもいろいろあります。

見守る!愛情をもって見るということですね。

そして、監視するように見る!

あの人に見られると、何故か監視されているような気がする・・なんていうことがあ

りませんか?

それから、にらむ・・・ように見る!

自分は睨んでいるつもりはないのに、人から「何故睨むの?」なんて言われたことは

ありませんか?

それから、人の視線が痛みに感じられる。人の視線が刺さる・・・という表現もあり

ますよね。



例えば、夫婦げんかしたままの目で子どもを見るのは、睨むようなものですよね。

子どもにとっては・・・。

いつもいつもですと、他人の視線さえも恐怖になってしまうことがあります。



自分がどんな“目”、つまりお母さんからどんなまなざしを受けて育ってきたの

かによって、変わってきます。

どんな風に人を見るのか、人にどんな風に見られていると思うのか・・等です。



見守られて、安心して育った人は、人からいつも見守られている、受け入れられてい

ると感じるのです。


『見守る』という言葉は、温かみがありますよね。

子育て中特に、授乳中の方は、赤ちゃんに温かみのある笑顔でやさしいまなざしを向

けて、やさしい声で語りかけてください。優しい人に育ちますよ。


忙しくて笑顔なんて・・・という方。

自然な笑顔でなくても意図的に笑顔を作ることで、脳が反応して、気分が楽しくなる

そうです。顔面フィードバックというそうですね。

ハリウッドスマイルまではいかなくても、笑顔で授乳してください。

笑顔だと、まなざしも柔らかくやさしくなりますよね。

ほとんどの方は、赤ちゃんの愛らしい顔を見ていると、自然と笑顔になっていると思

うのですが・・・。


まなざし・・・・とても大事なことです。


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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2010年11月11日

いじめ・・・小学生時代!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


つい最近も、まだ小6の女児が自らの命を絶ったニュースがありました。

学校でのいじめが原因では・・・と言われているようです。

このような痛ましい事件が少しでもなくなりますように強く願っています。


月刊精神分析のバックナンバー 2010年4月号です。ご覧ください。

いじめ対策 イジメ 苛め




自分の小学生の頃を思い出します。

ある時期クラス全員からの無視に近い状態がありました。唯一担任の先生だけが交流

してくださる人・・でした。強い子がいて、その子には他の子は逆らえないという雰

囲気がありましたね・・。

ある地区と地区をまたがった地域に住んでいたのですが、どちらかの地区に行って遊

ぼうとすると、そこでも、今の時代にすれば“いじめ”にあっていました。

容貌、容姿の事を言われたり・・・多かったですね。

毎日のように泣いていましたね・・。

それでも、今、こうして生きています。


自分の家庭を振り返ってみました。

いろいろ問題はあったけれど、いつも食事は家族がそろっていましたね。

母も働いていましたが、帰ってくると手作りの食事でした。

たぶん、他の家の食事時間より遅かったと思いますが、温かくて、安心して食べるこ

とのできるおいしい食事でした。

おやつも時には手作りのもので、今も時に思い出して食べたいなあと思うのです。

いじめられて泣く毎日だったけれど、家族がそろって食べる温かい食事は、私の心を

癒していたのだと思います。


いじめられ辛い時、たった一人でもいいから自分をわかってくれる人がいれば・・・

いてくれれば・・心丈夫になれるのになぁ・・と思います。

それが子どもにとっては、友人だったり、家族・・・やはり一番は母なんだろうと思

いますね。


大人になってからなのですが、あるお店に大泣きしながら友人に連れていかれまし

た。時々行っていたのでお店の人とは顔見知りでした。

席についてからも泣いていたんですね・・・私。

するとお店の店長さんが、メロンに生ハムをのせたものを運んできてくれました。

泣きながらも、何も言わずニコッとして出してくれた店長さんの心が伝わってきて、

今度はうれしくて・・うれしくて・・。なぐさめてくれたんですね。

その心使いに感謝です。


人が人を思いやったり、一緒に喜んだり、悲しんだり、感動したりとさまざまな情緒

を子どもに育ませることができるのはお母さんです。

その子の命が尊いとその子が思えるのは、どれだけ親の愛情をかけて育てたのかとい

うことだと思います。

人一人の命がどれだけ尊いものか・・・それが子どもであっても心にあれば、いじめ

たりいじめられたりするのは減っていくのではないでしょうか。


またオールOKの子育てをすることで、たとえ嫌な事を言われたとしても、それを嫌

だと言える自我を持った主体性のある子に育ちます。


オールOKの子育てをしつつ、安心してぬくもりのある、おいしい食事を家族で食べ

て心も体も健康に!!


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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Posted by みつき at 21:00Comments(0)子育て

2010年10月27日

子育て中の孤独!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。









育児に専念し、社会での人との付き合いが少なくなり、孤独感を感じているお母さん

は少なくないかもしれません。


育児のために自分の自由を奪われたと感じ、ストレスをためやすくなり心が狭くなっ

り、行き場のない閉塞感に見舞われ、お母さんは追い込まれてしまい育児ノイローゼ

に陥ってしまう・・・。


援助者がいないことで唯一人で戦っているように思いこんでしまうのです。そのこと

が、この孤独感を増すことにつながっていきます。

唯一頼りの夫が仕事で忙しく、共にいる時間が少なければなおさらの事です。

お母さんは、子どもの表情に一喜一憂しながら育児に没頭します。

最近では、没頭する前に育児の放棄や虐待に進んでしまうケースも多くなり、事件に

発展することも珍しくありません。

この母となった妻の、孤独感を軽減してあげるのが、父となった夫の役割です。

お父さんとおかあさん、夫と妻のコミュニケーションによる理解と共感が孤独感を軽

減し、子育てを喜びに変えていくことになります。


子育てのストレスを解消しようもなく、帰宅した夫にあたることで発散してしまう方

もいるようです。あたられた夫は自宅に帰るのがだんだん億劫になってしまいます。

そして様々な夫婦の危機に陥ってしまいます。それでは、ますます、孤立してしま

い、子育てが辛くなるばかりです。


そうなる前に、お母さんとなった妻が子育てをイキイキとできるよう夫婦間のコミュ

ニケーションをよくとっていただきたいと思います。


二世代、三世代と一緒に住んでいても、やはり夫婦のコミュニケーションがとても大

切です。

孤独に陥ることなく、楽しくいきいきと子育てをする為にも、夫婦仲良く、よく会話

をすることが大事です。


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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☆H22年11月10日『子育て相談』を開催いたします。
 時間  14:00~16:00
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2010年10月12日

そうだね!!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



ご訪問いただきありがとうございます。



引きこもりがちになった子をオールOKの子育てによって、育て直しをしようと数年

頑張ってきたお母さん。

子の要求を全て受け入れ、OKをしてきました。でも、改善されてきたもののどこか

お子さんの様子が落ち着かないのです。

その原因は、お子さんから何かを話された時の受け答えにあったのです。

それは、『そうだね。』という言葉で返答をするように伝えられていたはずが、『そ

うなの。』に変えて応えていたことにありました。同じように聞こえるかもしれませ

ん。しかし、『そうだね。』は断定して肯定していますが、『そうなの。』は事柄を

受け入れているように聞こえますが、『そうなの?』と疑問符がついてお子さんには

聞こえていたのです。

全て受け入れているようで、無意識のうちに疑問符がついた『そうなの?』で返答し

ていたんですね。お母さんご本人は肯定しているつもりだったのですが、肯定にはな

りませんでした。

肯定されないということは、母に受け入れられていないこととお子さんは受け取って

いたのです。


日本語って難しいですね。

語尾がちょっと違うだけで、聞く側には否定に聞こえたり、疑問に思われているとい

うように聞こえたり・・・。


お子さんが、一生懸命話しかけてきた時、『そうだね。』『そうだね。』と肯定し話

しを聞いてあげてください。


オールOKの子育てをお薦めいたします。

参考サイト ラカン精神科学研究所

オールOK!子育て法




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2010年10月11日

間髪を入れず!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



ご訪問いただきありがとうございます。

今日は10月にしては暑い日でした。


子育てにおいて、オールOKの子育てをお薦めしています。

オールOKの子育ては、その子の年齢、心の発達段階にあわせてオールOKをし育て

ていく方法です。

子どもの要求に『敏速に、適確に』『一貫して』対応します。


子どもは、親がいろいろな行動(料理中、洗濯中など様々な家事炊事)をしている時

でも、話しかけ要求をだします。


この時に、『間髪を入れず』敏速に対応することがとても大事です。


例えば、

子どもが何かをしている時、不意に「かわいい?」と母に言ったとします。

この時母は、その子が何をさしてきいているのかわからなかったとしても、「かわい

い」または、その「かわいい?」ときいた事(内容)に適確に応えることが必要で

す。


もし、1秒・・数秒経ってから応えたとしたら、その子にさまざまな思い持たせてし

まいます。

「ママは私・僕のことかわいいと思ってなにいの?」

「あれっ、私・僕の話を聞いてないの?」等々・・・。

母は自分を受け入れてないのかと瞬時に心が動きます。不信や疑いを持たせてしまい

ます。

オールOkは、要求を全て受け入れるだけではなく、普段の会話においても子どもの

言葉掛けに対して、即、返事をすることが必要です。


なんだかとても大変なことのように思われるかもしれません。

要求を全て受け入れて育てたら「わがままにしてしまう」と不安に思う方もおいでに

なるでしょう。


けれど、日々の『敏速に、適確に』そして『一貫して』応え続けることで、子どもは

満足し、母から自律していくことができます。


自主性、思い遣りを持ち、豊かな心を持つ人として自立し、自分の足でしっかりと人

生を歩んでいける人となっていきます。


お子さん達の声(要求)にしっかりと耳を傾け、まなざしを向け心を培っていきまし

ょう。それが、親子共に幸せへの道だと思います。



オールOKの子育てをお薦めいたします。

参考サイト ラカン精神科学研究所

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2010年10月04日

添い寝!安心と安全!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



ご訪問いただきありがとうございます。

10月になりました。



ところで、お子さんと添い寝していますか?また、小さい頃、お母さんは添い寝して

くれていましたか?


仕事上どうしても夜不在となってしまっていたあるお母さん。その母が帰ってくるの

をいつも持ちこがれていたお子さん。夜、「いつ帰ってくるのだろう」と待ち続けな

がら成長していったお子さんは、睡眠障害に悩まされ、身体の不調も絶えず・・・。


眠る時の母不在はその子に不安を抱かせてしまいました。



甘えと依存は安心と安全の確保となります。それと最も効果的にたやすく手にいれら

れることのできるのは、人肌のぬくもりです。肌と肌の触れ合いは、乳幼児にとって

保護を意味する体験です。起きている時も、寝ている時も、いつも母の肌に包まれて

保護された、懐に抱かれた状態は、安心と安全の極致です。この安心と安全への欲

求はスキンシップでの欲望に置き換わり、無意識となります。

スキンシップが脳にもたらす生理的変化はセロトニンが脳内に分泌され、自信が高ま

るとされています。自信は心の情緒安定となり、興奮や不安は鎮まり、安らかな眠り

につけるのです。母の添い寝はこのような効果をもたらします。無意識にスキンシッ

プが甘えと依存、安心と安全の欲求として登録されます。この欲望は一生涯続くもの

となります。

         <参考著書 『運命は名前で決まる』 惟能創理著 >


夜遅くのスーパーやコンビニで小さいお子さんを連れたお母さんやお父さんが買物を

しているのを見かけますが、睡眠はさまざまな活動や新陳代謝を促す成長ホルモンを

分泌させると同時に脳と体を調整したりするのにとても大切です。

お子さんはできるだけお母さんが添い寝をして、子どもの寝る時間に布団に入り、た

っぷりと睡眠をとれるようにしてあげてください。


オールOKの子育てをお薦めいたします。

参考サイト ラカン精神科学研究所

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2010年09月20日

スーパーで!応えてママ!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



ご訪問いただきありがとうございます。


近所のスーパーでよく見かける親子がいます。

2m位の距離をあけて子どもがおかあさんの後ろを追いかけている様子を見かけま

す。「ママ~、ママ~」と母を呼びながら。

ところが何度呼んでも、そのお母さんは振り向きもせず目当ての売り場へ向かいま

す。時折子どもが泣きながらお母さんを呼んでも、それに対する応答をしません。

めげずにお母さんを呼ぶ子ども・・・。

時にチラッと後ろを振り返って、「なにっ!」と面倒くさそうに言います。

何度呼んでも応えてもらえないその子は、何を感じているのだろうか・・・心配で

す。


オールOKの子育てにおいて、母は「敏速に、適確に」応えることをお伝えしており

ます。「今、すぐに」応えることです。


子どもは要求を出して、その要求をお母さんが、すぐに適切に応えることで、自分が

母に受け入れられ、肯定されていることを認識します。子どもは母に受け入れられ肯

定された時に生きている自己を見出せます。

ところが、否定や無視、拒絶に出会った場合、自我は消滅するのです。心の死を招き

かねません。


スーパーで出会うお子さんは要求を出す前から、お母さんに応えてもらっていません

でした。むしろ、呼んでも返事がなく無視に近かったように思います。


何度呼ばれても応えつづける「一貫性」が必要なのです。

母は、無条件に与え続けることがとても必要です。



女性として、妻として、母として、炊事、家事、子育て等々忙しいのかもしれませ

ん。が、子どもはお母さんの「敏速かつ適確」「一貫して」という対応によって、心

の発達を遂げていきます。子どもの心身の発達に「待ったなし」です。

是非、お子さん方の呼びかけ、要求には「直ぐに」応えて頂きたいと思います。


オールOKの子育てをお薦めいたします。

参考サイト ラカン精神科学研究所

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2010年09月18日

ハンバーガーショップで!~青春時代を振り返って~

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



ご訪問いただきありがとうございます。


早めのランチをしようとハンバーガーショップに入りました。

店内で食べることにして、店の奥の席につきました。

大学生らしい若者が数人食べながら、おしゃべりをしていました。

聞くともなしに、聞こえてきたのは、「彼女」の話しです。

「こんな会話してるんだぁ」と思いつつ、ハンバーガーにかぶりつきました。


自分の学生時代を思い起こしました。


中学生の時の高校の選び方は、「皆が行く学校だから。」

高校生の時は、「先生、何処にいけばいいの?」と自分の進みたい進路もなく、他人

の意見に依存したまま受験したのでした。


自分がどうしたいのかわからない。どうすればいいのかわからない。

「自分はなにもので、どこへ行こうとしているのか。」全然わからなかったのです。


受けた学校は二校でした。二校とも受かったものの、「どちらに行けばいいの?」な

んとも・・・。自分の人生なのにわかりませんでした。

なんとか選んで入学をしました。


養育史をふりかえれば、「ダメ」「いけません」等の禁止用語が多く、認められ、賞

賛されることの少なかった私は、「これでいい」「こうしたい」という主体性や自信

がなかったのです。

アイデンティティが確立されず、そして長いモラトリアムの時期を過ごしました。


精神分析に出会えたことで、分析家の承認と賞賛を受け、信頼を学び、少しずつ主体

性を身につけ、自分の無意識に気付き、自己変容することができました。


二十歳代はアイデンティティを確立し、就職、結婚、住まい、生活スタイルといった

自分の位置を明らかにする人生にとって大きな選択をする時期です。

アイデンティティを獲得できていない状態では、適切な判断をくだすことが難しく、

社会的義務や責任を負うのを先延ばしにしてしまうことがあります。


アイデンティティを獲得し、一人の成人し、自立した大人となるには、またそう育て

るには、オールOKの子育てをお薦めいたします。

参考サイト ラカン精神科学研究所

オールOK!子育て法




自分の人生、生きたいように、自分の選んだ道をイキイキと生きていきたいですね。


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

☆やさしい心理学講座


☆『子育て相談会』日時 平成22年 9月24日 14:00~16:00


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2010年09月14日

親離れ・子離れ!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



ご訪問いただきありがとうございます。



親離れ、子離れとよく聞く言葉です。

人は、育児期の母子一体の体験を経、言葉と直立歩行によって母からの自律(自立)

をし、その後女性らしさ、男らしさを学び、自主性を持ち、自我の確立をし、一個の

人間として母から分離、独立していきます。


子どもが『言えない・出せない・動けない』と心を病み閉じこもってしまった場合、

その子自身がセラピーを受けられない時は母がセラピーを受け、オールOKをしつつ

その子に対応していきます。

すると、次第に子どもは変わっていきます。

オールOKをすると、「子どもは甘えを覚えてますます、家に籠もってしまうのでは

ないか」と不安になる方もいらっしゃいます。

オールOKをし、言われた事だけをしてその子と共に生活をすることで、その子は必

ず自立をしていくことができます。


ある程度、実行して子どもの様子が変わってくると、そこでやめてしまう方がいらっ

しゃいます。あと、もう少し・・・というところで・・。


それは、母の無意識がその子を自立することを望まない、抱え込んでいたいという欲

望がある場合です。


もとは母の体の一部だったわけですから当然かもしれません。

親離れより子離れのほうが難しいようですね。


親離れしようとする子どもを受け入れ、送りだす心が出来、母、子双方がOKで親離

れ子離れし、その子は自立することができます。


それには夫婦仲良しが一番です。


オールOKの子育てをお薦めいたします。

参考サイト ラカン精神科学研究所

オールOK!子育て法




インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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2010年09月04日

児童虐待の早期発見に!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


子どもの虐待の早期発見についてさまざまな角度から支援がなされているのですね。

神奈川県の歯科医師の方がTVで児童虐待の早期発見に努め、支援をしていることを

話しておられました。

虐待を受けている児童は虫歯が多かったり、口腔のトラブルがあったり、口の周りに

変化があったりするので診ることで虐待を察知することができるのだそうです。

また、診察時は親と離れるので子どもの言葉や態度、また親の子に対する言動などか

らも虐待の有無を察知したりできるので、早期発見し支援をしたいのだということで

した。

「子育て支援チェックリスト」というマニュアルが作成され、県内の医師や歯科医師

に配布されているそうです。


宮城県歯科医師会でも、「歯口から気づく子どもへの虐待」という冊子が作成され、

診療現場での保護者との関わりや児童の口腔、顔面、頭部等を診ることにより、虐待

の兆候を観察し、虐待の早期発見に関わる取り組みをしているということでした。


月刊精神分析のバックナンバーです。

月刊精神分析2010年6月号 特集『虐待』



 ●虐待とは? その定義
 ●なぜ虐待するのか?
 ●無意識(コンプレックス)と世代間連鎖
 ●児童虐待事例
 ●コンプレックスを解消する
 ●子育て事例
ご覧ください。

親に愛されずまたは溺愛され主体性をうばわれ、虐待に至ってしまいます。

親に愛されずに育った場合、どのように愛せばいいのか、世話をすればいいのか、わ

からないのです。

しつけの為と言いながら、自らのストレスの発散だったり、どうしていいのかわから

ず子供を虐待してしまう・・・。

虐待は、「身体的虐待」と「精神的虐待」に分けられますが、2~3歳頃に発生しや

すいのです。それは、子供の第一反抗期に当たり、子供の自律性と親の「しつけ」と

の葛藤が虐待になっていきます。


母による虐待のパターンは二つあります。1つは、母としての不全感や不適切感から

一貫性のないしつけをし、やがて子供の手に負えない行動に怒りを爆発させて身体的

虐待に進むのです。

2つ目は、自己のスパルタ式の厳格なしつけ方を良しとするだけでなく、絶対正しい

と確信していくのです。


虐待を受けてしまった子供は軽かろうが重かろうが、心に傷を負ってしまいます。

親と一時的に分離し虐待を受けない時間を作ったとしても、虐待を受けた子どもの心

には、無意識にはしっかりと傷が残っています。それを解決しない限り、世代から世

代へと受け継がれ、虐待の世代間連鎖は断ち切れなくなります。

虐待する親側も、何かしらの心の痛みや病みがあります。それは無意識の中にありま

す。それに気づければ、子を虐待せずにすみます。

大切な命、一人一人の大切な心です。


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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2010年08月31日

悪口を・・・。

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


今年も24時間テレビ『愛は地球を救う~ありがとう・今あの人に伝えたい~』が開

催されましたね。

この番組に関してはさまざまな意見があるようですが、この番組によって、感動や喜

びや人を思う心が日本国中にあふれる時間だと思うのでいい時間だったと思います。



突然ですが、

お母さんがお父さんの悪口を子どもに言って聞かせてませんか?

ついつい子どもたちに、

「お父さんは、ちっとも手伝ってくれない・・。」

「お父さんは、休みになると家でゴロゴロ・・まったく・・・。」

「お父さんのここが嫌い・・あれが嫌い・・。」

「お父さんの・・・。」等々。

ポロッとでもこぼしていませんか?

夫の悪い部分を子どもに言い続けていると、子どもの気持ちはどうなっていくのでし

ょう。


「そんなにお母さんはお父さんの事が嫌いなんだ。僕(私)は、お父さんとお母さん

が愛し合って生まれたんじゃないんだ・・。僕(私)の存在って・・。」


夫婦間の葛藤はさまざまあることですが、それをあからさまに子どもたちの前で出す

ことは子どもの心を病ませてしまいます。

ましてや、口だけでなく、手がでる足がでるケンカ?では、見ている子どもの心に不

安や恐怖を抱かせてしまいます。



ですから、子どもたちには夫婦の葛藤を言葉や態度に表さないことが大切です。


そして、母が父を言葉で態度で『お父さんは偉い』のだと言い続けることで、父に権

威が与えられます。

例えば、父におかずを一品増やすとか、TVをよく見える場所に父の座をつくると

か、父の椅子があるとか、一寸高級なものを身につけているとか家族の中でも差をつ

けて、言葉では『お父さんは偉い』とい言い続けます。子どもたちは、普段世話をし

続けてくれている父より優る母が立てる父には、自分たちには計り知れない何かすご

いものを持っているのだろう、と想像します。

父を立てる母によって、子どもは人を尊敬する心を学び、父と母の姿から、男の子は

男の子らしく、女の子は女らしく育っていきます。

そして家族のシステムも良く機能するので家庭が安心とやすらぎの場所になります。


両親の仲が良いことが子どもにとっても安心につながっていきます。


あまりにも、父が母が、父や母の悪口を言うと、子どもはどちらをも愛せなくなって

しまいます。そして、自分をも・・愛せなくなってしまいます。

ついには、引きこもり、登校拒否など心を病む原因になることがあります。


夫婦仲良く、夫を立てる妻、父を立てる母が家庭生活には必要です。

そしてなにより愛情・・ですよね。

愛は家庭を救う・・・ですね。

お子さんの事で悩みがある時は、夫婦の関係はどうだろうかと振り返ってみると解決

の糸口が見えるかもしれません。


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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参考 スパーバイザー 惟能創理著 『心的遺伝子論ー精神分析的生み分け法ー』 
  
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2010年08月22日

トイレで・・。

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


あるトイレでの出来事です。

5才の女の子と2才半位の男の子とそのお母さん。

男の子に、「ここでしなさい。」とお母さん。

「そこは嫌だ。あっちでする。」と男の子。

その繰り返しが数回ありました。

すると「お姉ちゃんはここで、上手にできたよ。」とおかあさん。

「あっちでするぅ~」と泣きながら必死で自分の主張をする男の子。


まさに肛門期、排泄をめぐってのトイレットトレーニングです。母と子の権力闘争の

はじまりです。母と幼児の欲求が衝突し、葛藤を引き起こします。

この時期、子どもは親の支配のもとでどれだけ自らの自律性を持ち続けることができ

るのかが発達課題です。


発達課題を成功させるには、世話する母がほどよく几帳面で、真面目で、清潔好き

で、締まり屋できちんとしていることが理想です。母が肛門期葛藤を克服している必

要があります。

「ほどよい」のがいいのです。

また、いつも叱責、威嚇、不承認、規制だけで接しトイレットトレーニングが上手く

いかなかったなら、Oか×か、白か黒、浪費かケチか、不潔か清潔か、勝ちか負け

か、出すか出さないか、支配か服従かなど両極端さを身につけてしまいます。


0才から1.5才までは、人と人の中で生きていくのにとても大切な「基本的信頼」

を学び、それから4才までは「自律性」を学びます。


子育てはどの時期も大切な時間の積み重ねですね。

トイレで出会った親子のこれからは・・・?


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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2010年08月12日

スキンシップは絆をつくる!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。






台風4号(ディアンムーという名前なそうです。)の影響がかなり出ているようです

ね。お隣山形県では激しい雨で浸水した地域もあったようです。今夜、東北地方に上

陸の恐れがあるということです。少しでも被害がなきようにと祈ります。



暑い暑いと8月も中旬になりました。


小さい頃、夏にになると虫によく刺され、掻きすぎて水泡ができたり、それが破れて

皮膚がただれたりしていました。小児ストロフルスだったようです。治っても痕が残

ったりしていました。とにかく痒かったですね。

また、夏のカンカン照りの海に行き、日光湿疹なるものを出したことがあります。

養育史を振り返ると、母との一体化や母と一緒にいることがとても大切な時期に、あ

る事情によって離れていたことで、必要なスキンシップができず、皮膚を通して自我

脆弱を表していたのです。


フロイト先生は『皮膚は自我』といいました。皮膚病は自我機能の脆弱性と不全を表

していることになります。

体は心を雄弁に語ります。


赤ちゃんは授乳やオムツなどの世話と母のやさしい声とまなざし、スキンシップが必

要です。

スキンシップを通して母と子の絆がつくられ、愛着を生みます。

お風呂に入れたり、添い寝をしたりすることも大切です。

触れられることで安心も得られます。


親子の会話ができないなど言葉を通してコミュニケーションがとれない時、本人が拒

否しないのであれば、背中や足等を擦って心を伝えることも有効だと思います。

愛情をその手に込めて擦るのです。


成長してから悩むより、小さい内から、子どもが絡まって、しがみついて、触れてき

た時は、しっかり触れ合っていただきたいと思います。


暑い時期ですが・・・・。

スキンシップは絆を強めます。

心に安心と信頼を育みます。


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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2010年08月07日

母の画像!

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。



先月のやさしい心理学講座でのことです。

3~4ヶ月前に赤ちゃんを産んだばかりのおかあさん方と共に『心の発達』を学びま

した。

その中で「人見知り」は良いサインですよということを話した時のことです。

「えっ、悪いことだと思ってました。」と数人から声が上がりました。

「人見知りするのは、あまりいいことではない」という認識だったようです。


生後6~8カ月頃になると、赤ちゃんは特別な顔だけに微笑するようになります。そ

れは、母(養育者)に対してです。

自分を世話し、満足を与えてくれる人とそうでない人の認識が出来るようになったと

いうことです。

笑顔の母の顔が赤ちゃんの心の中に画像としてとり入れられ保存されて、母以外の人

との区別がつき、母以外の人に抱かれたりすると不安を示して泣きだしたり、べそを

かいたりするのです。

『笑顔の母』の画像というのがポイントです。

授乳の時に、要求されたら敏速に満足するまで飲ませて、やさしい言葉をかけなが

ら、笑顔で対応することが大切です。


『笑顔』の画像によって、赤ちゃんの人生において人としての存在価値の肯定や人間

関係の構築でのOK、つまり上手く人生が運ばれるということになります。

『怒った顔』『辛い顔』『無表情の顔』を摂り入れたら、相対する人はその画像と同

じ顔(心)の人だけを見ますから、自分にとってはOKでない人になります。結果、

上手くいかないということになるのです。

ある歌詞の中にもありますが、人は皆鏡なのです。

「笑顔」の画像を摂り入れると、人も笑顔の他人が集まってくるということですね。

暑くて抱っこも辛い時期ですが、どうか、しっかり抱っこして、赤ちゃんの目を笑顔

で見つめつつ、やさしい声で語りかけ、満足のいくまで授乳していただきたいなと思

います。


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

☆やさしい心理学講座


☆『子育て相談会』日時 平成22年 8月10日 14:00~16:00



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2010年07月07日

七夕に!~クール・アースデー~

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こんばんわ!

セラピールーム燦燦です。



訪問頂きありがとうございます。


今日は七夕。クールアースデー。

今日はライトアップされている施設などではライドダウンする施設があるようです。

地球温暖化防止の為の国民運動の一環として「CO2削減ライトダウンキャンペー

ン」で、夏至につづき、今日七夕の日は夜8時から10時までの時間帯は全国ライト

アップ施設や各家庭のライトダウンをしてCO2削減をしようということのようで

す。

ライトダウンして、おり姫星と彦星が見えると良いですね。

そして、サマーバレンタインなのだそうですね。良い時間を過ごされますように!



子どもに問題が表われた時、子どもの問題だから子どもを何とかしなければ・・と子

どもだけを見てしまうのではないでしょうか?


子どもだけを見る前に、家族の在り方は?夫婦の在り方は?と振り返ってみると解決

の糸口が見つかると思います。


3世代同居していて、嫁VS姑・舅で争っていないか・・。または、姑はいつも夫で

ある息子に世話を焼きたがって妻の出番がない・・。

母は夫もしくは祖父母の事でグチをいつも子どもに聞かせている・・・。

家族はバラバラで食事もほとんどそれぞれの好きな時間帯に一人で食べる・・。

祖父母が孫である子どもを可愛がり、干渉し過ぎる・・・。

夫婦は一緒にいるけれど、心身共に向き合っていない・・・。

妻は実家に頻繁に戻って(実家依存症)いる・・等々。


様々な理由で母が子どもへの愛情をかけなさすぎるか、もしくは心を子どもにだけ向

けて過干渉すぎることで子どもはSOSを発します。


世代間、そして夫婦間のほどよい距離感、程良い関心とコミュニケーションが図るこ

とができれば家族のシステムが上手く機能します。機能すれば、子どもは問題から解

き放たれます。


子どもが心を・・身体を・・病んだ時、夫婦間または家族全体は・・と振り返ってみ

ましょう。振り返っても見当たらない時、夫婦が結婚する時の環境や動機を振り返っ

てみるとよいと思います。


今日七夕、クールアースデー。

晴れるといいですね。良い夜を!!
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月刊精神分析 2010 7月号が発刊されております。

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どうぞご覧ください。


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            (☆を@に変えて送信ください。)
 連絡先 セラピールーム燦燦 022-343-7327 
 
インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

  
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     場所  セラピールーム燦燦
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